2019年03月03日

ヤングケアラー講演会



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大分市と大分市教育委員会が主催する。ヤングケアラーの講演を行いました。
わたしが小学校4年生のときに母親が関節リュウマチを発症し、家事や介護(入浴介助など)を行っていました。当時は「ヤングケアラー」という言葉もなく、私自身「介護をしている」という認識はなかったけど、ヤングケアラーだったのですね。

使用したスライドの一部をご紹介します。

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講演会では、2018年12月〜2019年1月に大分市教育委員会が行った実態調査の分析途中の結果の一部をご紹介しました。
各項目の割合や順序は藤沢市と同じだったことが、興味深く感じました。

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家事をしたり、きょうだいの世話をしている児童や生徒は「良い子」という見方をしていませんか?

「欠席や遅刻が多かったり、宿題をしてこない、忘れ物が多い」原因はいろいろあります。
その中の1つが「ヤングケアラー」なのです。



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参考文献の南魚沼市の実態報告書のリンクから、提言とヤングケアラーが学校に望むことトップ10にリンクしています。実態報告書では、提言の1〜7の各項目はそれぞれ詳しく説明しています。


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主な引用文献
澁谷智子先生が執筆された「ヤングケアラー −介護を担う子ども・若者の現実」(中央新書2018)



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posted by yoshimi at 00:32 | TrackBack(0) | 研修・学会
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